悪戦苦闘:スピーカーとアンプをつなぐ

 

ピアノレッスン室の床にスピーカーのケーブルを這わせていて、行き来するたびに踏んづけたり蹴とばしたり、ずっと気になっていました。

アンプとスピーカーを結ぶケーブルは短い方が良いと思って最短距離で部屋のど真ん中を這わせていました。        でも見た目も悪く、踏んづけていては音にもよくないかと、部屋の壁の隅に沿って這わせることにしたのです。

ケーブルはアマゾンで適当なものを買いました。検索途中で「ケーブルストリッパー」というケーブルの被覆を剥く道具が出てきたので同時に注文。今までに何度かしたことがありますがとてもやりづらかったので、これがあれば楽勝、と考えました。

今日届いたので早速作業開始です。

 

ところが!!
このストリッパー↑の使い方がわかりません。パッケージに簡単に英語で書かれていますが、何のことやら?!
それで「ストリッパーの使い方」でスマホ検索したところ、アップしている方がいまして、だいたいイメージできました。

  

スピカーケーブルは+とー用の2つの銅線の束が平たく並んでビニールで覆われています。まず中央から2つを割き、スピーカーやアンプに接続するために先端の数センチの被覆を取り去らなくてはいけません。

何回か試して、なんとかストリッパーで被覆を取り去ることができました。
ところが中でさらにもう一つ薄い膜で覆われているのです。これが難しい。
また、「ケーブルの剥き方」で検索(本当に有難い)、ニッパーで丁寧に取り去る動画を見て、同じように試みましたがうまくいきません。丁寧にしたつもりでも銅線を切ってしまいます。
何回もやり直して、どんどんケーブルが短くなっていく!と焦ります、

 

 ここまで来るまでに2時間くらいかかりました。でもなんとか先が見えてきて、やり方はわかったのであとは手先の繊細さが必要だ、ということがわかり少し安心。

ここで必要だったもの、なんといっても「ハズキルーペ」です。銅線一本一本とビニールの膜がハッキリ見えました。そして、私が何年か前に趣味でしていた型染め(染色)の型紙を彫る時に使ったカッター。先が細くてうまくビニール膜の下に入り込みました。

  

2本のケーブルのアンプ側、左右のスピーカー側、それぞれの+とーで計8回、この作業をつづけました。回を重ねるほど加速度的に仕上がり時間が短くなり開始から約3時間で終了。まあ、数本の銅線切れは目をつむりましたが、、、

 

達成感と共にアンプとスピーカーにつなぎました。
これでちゃんと音が出るか、いよいよ試験です。

やっぱりレコードでしょ!とモーツァルトのレコードをターンテーブルにセット。
ターンテーブルのスイッチを入れて、いよいよレコードが回り始めました。果たして・・・・

続く

2019年07月14日