ピティナステップ

9月22日に東村山市の中央公民館で開催されたピティナステップに3人の小学生の生徒さんが参加しました。
3人とも大きな舞台で弾くのは初めてでしたが、この日に向けてたくさん練習した成果が十分発揮できて3人ともとても良い演奏でした。
緊張したと思いますが、音楽を良く感じながら弾いてくれてとても嬉しく思いました。
この経験が大きな自信となったはずです。またこれからのレッスンも頑張ってほしいと思います。

ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)はコンクールやステップを全国各地で展開していて多くのピアノ学習者、愛好家が参加しています。
私はピティナの会員ではなかったこともあり、今回初めてピティナを経験したことになります。
住んでいるところから比較的近い地域で、お客様の前で弾く経験ができる、そういう機会が身近にあるということはとても良いことです。
人前で弾く経験をたくさん積むことは大事ですし、アドバイザーの先生からコメントをいただけるのも生徒さんのやる気につながります。いろんな人の演奏を聴くことも大事なことです。是非また挑戦してほしいと考えています。

一方、指導者としてレッスンしていて気をつけなければと思っていることがあります。
コンクール(評価やアドバイスをもらえるもの)などを受けるとなると、どうしても「(良い評価をもらうには)この曲はこう弾くべき」と一種画一的に、そしてこと細かに言うレッスンになってしまっているのではないか、ということです。・・・もちろん大きな観点から演奏の技術、音楽のとらえ方、表現方法などこうあってほしい(こうあるべき)というものはあります。

しかし弾く子どもは一人一人感性、感覚、身体的な違いなどがあるのに、一人一人の個性を見落として型にはめてしまうレッスンになっていないか、十分気をつけなければ!と思っています。
演奏表現に正解が一つということはないのですから。

考えが凝り固まらないように、常にファンタジーを!!!

2019年09月23日